本当のトレンドフォロー
トレンドは3種類存在する
ダウ理論による上昇トレンドと下降トレンドの定義
ダウ理論では、長期・中期・短期の3種類のトレンドが存在します。
ダウ理論発表当初の19世紀末では、
1年単位の周期のトレンドを主要トレンド
1〜3ヶ月程度のトレンドを二次トレンド
『主要トレンドの調整』
さらにそれより短期の1〜3週間程度のトレンドを三次トレンド
『二次トレンドの調整』
FXでデイトレードをするのであれば
主要トレンドを日足
二次トレンドを1〜4時間足
三次トレンドを5分足や15分足程度見るという感じす。
どの時間足にもトレンドが存在し、どの足にもルールがあります。
主要トレンドは3段階で構成される
ダウ理論では、主要なトレンドを大枠で3段階あります。
第一段階から第三段階まで、市場に参加する投資家の心理と行動がチャートに現れます。
第1段階は底を打ったと判断した先行投資家が参加する。
『エリオット波動の1波にあたります』
多くの人が売っているから買っていくというような、ビッグトレーダーや大っきな機関トレーダーによる第一陣です。
トレンドが終了し、底や天井を打ったと判断できる高い判断力が求められるため、普通の投資家ではまだ、なかなかこの段階で買っていくのは難しい段階です。
値が上がってきたからといって買っていくと、まだ単なる下落途中の戻りや騙しに合う為、ここで仕込むのはかなり難しいです。
トレンドフォローで仕掛けやすくなる第二段階
『エリオット波動の3波に当たる部分』
私を含めた普通のトレーダーが、しっかりと安値の切り上げ、高値の更新を確認できたことで、ようやくトレンドの転換を認識できる段階です。
トレンドが分かりやすく多くの投資家からの買い注文が入りやすくなり、相場が大きく伸びるもっとも稼げる場所。
ここでしっかり乗れるようになるのがミソ!!
上級者への第一歩!
無知な初心者が殺到してくる第三段階
『エリオット波動の5波天井付近』
上昇の過熱感がピークに達してくる、いわゆるバブルの段階。
マーケットの事を理解してない初心者トレーダーが、値ごろ感や、ネットの情報や新聞の情報などで今買い時だから買おう!という行動に出てきます。
この段階では既に、上級トレーダーはいつ売り抜けようかとそのタイミングを探っています。
そして、その売り抜けがどんどん連鎖して、相場は一気に急落していきます。
『エリオット波動のa.b.c』
そして、その売りが底を打ったと判断したビッグトレーダーが買いを入れ始めることにより、相場はまた第一段階を迎えることになります。
これがマーケットのサイクルです。
俗に言うバンドワゴン効果です。
マーケットは指標で動くものでも、テクニカルで動くものでもありません。
参加している投資家の判断で動くのです。
これを意識して、市場心理を読みながらマーケットに参加すると、初心者時代には考えられない、チャートが見えてきます。
ちょっと生意気な記事になりましたが
ではよいトレードを(≧∇≦)